横浜市18区 行政区別の人口動態推移

横浜市のサイトで行政区別の平成18年から平成28年までの人口動態を調べてみました。


人口増加数というのは社会増加数と自然増加数の合計で表されるんですね。

社会増加数というのは転入数から転出数を引いたもので、自然増加数というのは出生数から死亡数を引いたもの。

つまり

人口増加数=社会増加数+自然増加数

社会増加数=転入数-転出数

自然増加数=出生数-死亡数

ということです。

社会増加数がプラスであれば転入超過、マイナスであれば転出超過。

で、このような人口の動きを人口動態と言うそうです。


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継続的に人口が増加しているのは、鶴見区神奈川区、西区、中区、港北区緑区青葉区都筑区、あと戸塚区もですかね。

やはり地理的に東京都心に近い側に位置している行政区が多いですね。戸塚区は都心から離れた側に位置しますが、区内をJR東海道線横須賀線が貫いており、都心までの所要時間はその距離の割に短いです。西区、中区は横浜市の中心部、都筑区ニュータウンという色合いも強いです。

鶴見区神奈川区、西区、中区の人口増加は社会増加に支えられ、港北区緑区青葉区都筑区、戸塚区の人口増加は、自然増加の割合も大きいですね。青葉区などはこの10年間の社会増加数の合計は1140人でしかなく、ほとんどが自然増加です。

自然増加数は、世の中全体の少子高齢化の進行を受けて、10年前に比べれば、ほぼどの区も減少しています。ただ、傾向として社会増加数が大きくプラスで推移してきたところは減少幅が小さいようにも見えますね。社会増加数が多いということは、相応にこれから子供を産む若い世帯も多く流入しているということで出生数の減り方が緩やかなのかもしれません。


ちなみに横浜市全体の人口動態はこのような感じになっています。


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市内18区のうち、既に11区で自然増加数がマイナスとなっていますが、昨年は戦後初めて横浜市として自然増加数がマイナスとなったそうです。

自然増加数は年々確実に減少しており、今後はそのマイナス幅が社会増加数を上回るようになると、横浜市も人口減少に移っていくということですね。

そうならないように引き続き、鶴見区港北区あたりを中心に大規模マンションをばんばん建てて、社会増加数を稼いでもらって・・・・・

という発想も、もはやなんだか違うような?

今後はますます、限られたパイの奪い合い、需要の食い合いにしかなっていかないような気がします。どこかで増えれば、どこかで減り、市全体として減少に向かっていく流れは変わらないのかな。



つづく